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シガテラ

シガテラ第6巻、またひとつ、楽しみな物語が終わってしまった。
最終話はある意味ヒミズよりショッキングで、しばらく呆然としてしまった。結局古谷実はものすごく冷静な目で見た「現実」を否定しているのか、それともその現実に生きる僕たちに「警告」しているのか、どちらかは判らなかったが、僕らはいま「未来がある程度約束され安定した生活」を望みつつ「真っ赤なドゥカティに乗りたい」という欲望は押さえきれないまま、安定と不安定のはざまで悩み続け生きている。悩むことが成長につながる。悩むことで成長する。
考えても答えはでないけど、人は考える。やっぱ古谷実は「応援」してくれているのだろうか。