ビッグ・リボウスキ

失業中でお酒とボウリングが大好きな中年男リボウスキ、別名デュード。ある日、同姓同名の大金持ち「リボウスキ」と間違われた彼は賊に襲われ大事なカーペットを汚される。デュードはカーペットを弁償してもらうため大金持ちのリボウスキ宅へ向かったのだが、その出会いから意外なトラブルに巻き込まれてゆく。


かなり前に見てたんだけど、再挑戦。
やっぱ、面白い。
コメディー映画なのだが、いわゆる「アメリカンジョーク」的なものではなく、かといって大笑いするようなものでも無く、淡々とした笑いが続く、良く言えばレベルの高い笑い、悪く言えばこいつら単なるバカかみたいな感じ。
とにかく主人公デュード（ジェフ・ブリッジズ）は何考えてんだかわかんないし、ベトナム戦争をずっと引きずりっぱなしのウォルター（ジョン・グッドマン）は勝手にコトを複雑にして全然使えないしドニー（スティーブ・ブシェーミ）はこんなんで金もらえるのかっていうくらいセリフ無いし、こいつらのお陰でデュードがすごくまともに見えるけど普段着とかやっぱすごいし、もう最高。とにかく出てくる人みんな変人っぽい。
これくらい計算された、というか洗練されたコメディーってなかなか無いと思うが。映画で笑いをやるとなれば、これがベストのカタチなのかもしれないね。

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