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濃厚接触者になった話

息子(4歳)の保育園で感染者が出て、息子が濃厚接触者と認定されてしまいました。
金曜日夜のこと。そこから1週間、自宅待機である。

翌日土曜日、とりあえず息子のPCR検査を受けようと病院を探す。
公園や薬局などで無料で検査しているところは、症状がある人や濃厚接触者は使用できないのだ。
検査できる病院をネットで探すのだがなかなかスッと情報がでてこない。
こんなの一覧にしとけよーと思いつつ、なんとか6か所ほど、家から近い場所で候補を出す。
1つずつ電話をするがどこも予約でいっぱい、もしくは小児科がないから対応不可。
なかには「うちはいま混んでるから来ないほうがいいよ」みたいな、かなりぶっきらぼうに断られるところも。
とにかく電話口の担当の方々からは疲弊した雰囲気が漂いまくっていた。
当日の検査はあきらめ、とある病院で月曜の昼に予約をとる。

月曜日、予約時間に病院へ。
発熱外来扱いで、予約した人しか受けれないようになっている。
受付には女性が二人。防護服というかよく見る緑のカッパのようなものを着込み、頭もかくして完全防御態勢。来院患者はもちろん、電話対応や、予約なしできてしまう人への対応など、とにかく多忙を極めるといった感じだ。
ロビーには2~3人、おじさんと若いお姉ちゃんとおばちゃん、呼び出しを待っている。
ほどなくして息子が呼ばれ診察室へ。
保育園で濃厚接触者になったこと、症状はいまのとこと無いことを伝え、簡単に終わる。万が一、発熱の可能性があるので解熱剤だけ出してもらう。
この診察の先生(女性)がとてもやさしく接してくれ、少し不安が和らぐ。
また呼び出しを待ち、しばらくして今度は検査室に。鼻の中に長い綿棒を突っ込まれるもなんとか泣かずに終える。
で、会計(無料)をして完了。結果は翌日、電話で連絡とのこと。

火曜日昼過ぎ、病院から電話、結果は陰性。
とりあえずホッと一安心。


今回初めてPCR検査を受け、医療従事者と呼ばれる方々の現場をほんの少し目の当たりにして思ったことは、症状が軽いとか重いとか、風邪と一緒だとかどうとか、とにかくそんなことより、医療従事者の方々の仕事をひとつでも減らすこと、それが最重要課題なのではないかと。
あの現場、「感染してるかもしれない人たちが集まる場所」で四六時中対応に追われて働けるかい、みなさん。とんでもない負担がかかっていて、そのおかげでなんとか社会が回っているのである。
医療従事者の手間をこれ以上増やしてはダメだ。
そう固く誓い、これまで以上に気を配って生活せねばと強く思ったわけであります。いやマジで。